薮原十区@富ヶ谷
2004/03/30 (火) 0:00
豪雨の中、渋谷区富ヶ谷の薮原十区(和食店)へ。ダンナからの誕生日プレゼントってことで食事おごり。どこの駅からもちょっと距離があるので、洋服がビショビショですよヒィー。今回も前回同様素晴らしい食事でしたよ。


まずは豆腐。これは前回と同じものだそうです。っていうか覚えてるのか…驚き…。濃くて甘みを感じる豆腐。次に、ムツと鯛の卵をダシと少量の醤油で煮たものです。味付けはごく薄味なんだけど、すごく旨味を感じますよ。


鯛とイカのお造り。イカがネットリするよ!(´Д`;)ハァハァ。ムツの焼き物は前回も食べたんですが、おいしいものは何回食べてもおいしいので気にしない。口に入れた途端とろけちゃうんですよ!我々が前回行ったとき以来ずっとムツを出していなくて、たまたま今日久しぶりに仕入れたらしい。なんという偶然。


ワカメ、ウド、グリーンピースのスープ仕立て。ダシは鯛でとったそうです。話を聞いたところ、ダシは6~8時間コトコトと煮てとるんだとか。手間かかってるなぁ。深みのあるいい味ですよ。ワカメは肉厚で、食べ応えがありますな。マスのフライは高温で揚げてあるので衣はちょっと焦げたようになっていますが、中はジュワッと柔らかく、皮はパリパリで歯ごたえヨシ。


冷たい野菜の煮物です。添えられたフルーツトマトがすんごく甘いっ。タケノコと空豆に春を感じますなぁ。穴子丼は通常より多いです。我々が今日最後の客だったので、余ってもしょうがないってことで大量にいただきました(笑)。穴子は朝さばいたというのにまだピクピクしてるんですよ。薄味のタレで蒲焼きにしてくれました。も~~~ホクホクでたまらんよ!このお店はご飯がまたオイシイ。おいしすぎる。そんなに高いお米は使っていないと言ってましたけど、とぎ方と浸水にはとても気を遣っているとのこと。手でギュウギュウといだらお米が壊れるからダメなんだそーです。

6000円という値段だけ見ると高いように感じますが、一回食べればものすごくコストパフォーマンスが良いことがわかるっ。あれだけ手間をかけた料理がこの値段で本当に良いの?って気持ちだよ。原価相当高いみたいですよ…。